暮らすパリ旅2008 

連載(32)自炊キッチン編 ~食事の後の大好きなプティポのパッケージにはなんとフェルメール。~

2008年の12月の写真。自炊キッチンつきのアパルトパンホテルでは日本では珍しいものを中心にセレクト。左下は山羊のチーズ。上はフェルメールがぴったりはまる牛乳たっぷりのデザート。カラメルなしのクレムブリュレのようなプティポ、人気商品のようで、おばあちゃんも、青年も皆カゴに入れていました。材料もお味もハイレベルのお味で、このときばかりと、冷蔵庫には欠かさず、リピしていました。それにしても芸術がふだんから身近という環境に関心します。前はミケランジェロの彫刻、ダヴィデ像がズボンをはいて庶民派デパートのポスターに登場していました・・。(安心して見れました。元の像を知っている人にとってギャクに思えるようになんだと思います。こういう服を着せられた彫刻の女性像版CMとか、時々あります。高度です。)すごい国です・・。

連載(33)暮らすパリ旅   自炊キッチン編   ~ハイレベルな庶民派プリン。フェルメールもびっくりの牛乳を注いだようなミルキーな風味。その名も"牛乳屋さん”~

プリン系を好きなのはフランス人も日本人も同じで、老若男女問わず。著書「フランスの気取らないお菓子 熊谷真由美著 日東書院」でもいくつか紹介させていただいているように、フランスには固さや材料違いのプリン系のレシピが沢山あります。なかでもやわらか系のプティポは少しリッチで洗練された味わいです。今回のこれはコーヒー味です。かろうじてすくえるほどのなめらかさ。商品名もラ・レティエール。女性の牛乳屋さん、という意味です。”牛乳をそそぐ”ような(解釈は不要ですね?)ミルキーさが本物の牛乳の自然な味わいです。おまけにこの容器も丈夫で、おしゃれ。フランスでもプリンといえば!のイメージのよう。パリで買ったおしゃれなお菓子の書籍に、この容器をつかってチョコレートプリンを作って撮影された写真を見つけました。私ももこれでつくってみたくなり、容器を綺麗に洗って持ち帰ってきました!

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