ステリアフォッラをフランス風とイタリア風にパイを折ってつくってみたら。

こんばんは。
おもてなし料理教室
ラクレムデクレム@新浦安 主宰
料理研究家 熊谷真由美です。

風が強い一日でした。
今日もお菓子教室@新浦安。

イタリアはナポリの伝統銘菓、
ステリアフォッラを
ステリアフォッラ
PHOTO*上がイタリア式・下がフランス式
違いわかりますか?

メインメニューで作っています。
このお菓子は
コルドンブルーでも習うし、
パリのお菓子屋さんにもあるパイ菓子。
このお菓子をつくるには、
コルドンでならった時のように、
逆フィユタージュという、
バターで粉を包む、
変わった折り込みパイ生地の作り方でします。

イタリア

この折り込みパイ生地は
バターに粉を練りこんではじめるので、
ふつうのパイのような一枚一枚の層は
でにくいのですが、
手早く使えるすぐれもの。
業務用の折り方。

今回もそんな感じでつくっています。
しかし、ネット時代、
本場の名店の写真をみるにつけ、
私の仕方や食べてきたものは
フランス式なんだなあと
いうことがわかりました。

ステリアフォッラ

イタリア式は全く違う作り方であることは、
できあがりのお菓子をみると明らかです。

ということで、
気になるイタリア式・・・・。
しかし予告では、今月は折り込みパイを折るってことに
なっているということで・・・。
そのままフランス式でレッスン。

イタリア式はまた今度と思っていたのですが、
日曜日にとんだハプニングが・・・。

ステリアフォッラ

折り込む粉を計り間違えていることに
気が付いて、やり直した、
粉300g分の塊。

手打ちパスタにでもしようととっておきました。
そしてその晩 夢の中でひらめいたんです。

イタリアだから・・・・。
そうか!!!
翌朝すぐに、イメージを頼りに
作ってみることに。
パスタにしようって思った
生地を薄く薄く・・・・。

焼いてみると、フランス版とは
明らかに異なるステラフォッラが。
しかしナポリ風になった。
たぶん、ナポリのは務用に機械で
きれいに生地をつくっているのは明らかなのですが、
イメージはこんなんでいいんだと。
フランス風と違う、
新しいタイプのお菓子に
思いがけず出合い、
ちょっと発見でした。

そして、イタリアだから
パスタから作り始めるという発想は
ありなんだと思うと感動。

ということで、
イタリア式もまたいつか、
できるといいなあと思います。

食感も名物菓子にふさわしく、
個性的。
個人的見解ですが、
イタリアのお菓子などって、
ガリガリ&カリカリしたものが
結構多い気がします。
歯が丈夫なのかな?

お菓子って奥が深い。

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