5 ParisJours パリ日記2012/11/27
●11/27 Paris Jours 5●
Bonjours!!
おもてなし料理教室ラクレムデクレム@新浦安主宰
料理研究家 熊谷真由美です。
2012ParisJours4
火曜日の今日は、
サンジェルマンのオデオン駅そばにあるネオビストロとして知らない人がいない超有名なle Comptoir ル・コントワールに行ってきました。予約できない店なので先着順!12時20分前に行って2組目で入れました。中を希望しましたが、外好きも沢山いるようでした。外も中も小さなカフェテーブルに向かい合って2人!しかも隣もぴったり。いつも行く日本のカフェよりキッチキチ!!美味しければ、文句なしなんです。)外は上にストーブがあって豚のマークのひざ掛けも用意されているアットホームな感じ。客層は外国人やフランス人のリッチ層も。(後から並んだフランス人の高年夫婦。フランスではあまり見ないヴィトンのバックをもつ奥様と今買い物してきたヴィトンの紙袋をもつご主人。並んでいるうちに、このご主人、中のものを取り出し(見てなかった)ヴィトンの紙袋をそばのゴミ箱に捨てたんです。紙袋が売買されているとかきく日本とは違います。ただの紙袋なんです。)
さて、きっちきっちに70人ほど”入れる”このお店、クリヨンホテルの元シェフが営むビストロとあって大注目されています。(余談ですがリッツホテルは大改装のため2年以上の休業にはいるとか)
抜群の腕をもつ有名なシェフが、「家庭的な地味な料理をメインに、味で勝負」と言う姿勢で営むお店です。大いに共感しています。しかも、このビジュアルな現代にどんな工夫をされているのだろうかと興味シンシンなのです。
5星クリヨンホテルといえば最高の立地で世界のVIPに提供される洗練された料理。カジュアルなお店を構えたシェフのコンセプトと思える代表的なフランスの家庭料理をあえて頼んで見ることにしました。
まずアントレ前菜に、【ウッフ マヨネーズ】。1番最初に載ってました。つまり卵にマヨネーズ。日本の市販品とは全く違う本場のマヨネーズ。最近よく手作りしているので、確認を兼ね注文。常連さんが頼む人気のメニューだそう。卵が2箇半!!分が半割になって並び、自家製マヨネーズでコーティング。コルドンでも基本的過ぎて教えてくれない裏メニューでした。シンプルさが味のみで勝負させ、新鮮な感動でした。
メインは【パルマンチエ ド ブッフ】。フランス版肉じゃが。美味しいレシピを今私自身、研究中と言うこともあって1番最後に載っていた、これにしました。普通はアッシ パルマンチエと言って、挽肉の(アッシ)と付くのに付いていないのも気になりました。結果これ、大感動でした。スネ肉を3時間近く煮込んで煮こごりにしてからマシュマポテトでかぶせてあり、上にアーモンドスライスとパンの薄切りのクルトン、赤ピーマンが飾ってあって、中が液体スープのよう。サーヴィスの仕方もお教室で取り入れようと、このあとレアールの店を再び見に行ったほどすごく刺激的でした。
【味はいつものホッとする誰もが好きな味で、見た目が洗練されている】と言うのが大切なのかもと私が探し求めていた答えをもらった気がしました。
・・・・思い出した!15年ほどまえにレイモンポワンカレ通りの3星レストランのアランデユカスで【味はいつものホッとする誰もが好きな味で、見た目もいつもと同じ】だった
【アスパラガスのクレム ムースリーヌ】。3星メニューなのに、あり得ないでしょっ!と半分びっくりして店の人に「これマヨネーズよね?」と確認したことあったけ。ちょっと客目線について考えさせられる2度の、しかも対象的なマヨネーズつながり。
このことはお教室20周年を迎えた私にとってとってもいいタイミングで教訓になりました!見えてきた。頑張ろう。
今日はとにかくコントワールに行くことに全力をかけてました。午後は体力の続くまで動きまわり、、、カルフールに行って、4TEMPS
に行って、レアールのモラなど全店もう一度まわりました。足が棒です。多分全カロリー消費しました。
明日はお菓子。
●●超有名ネオビストロ●●
==Le Comptoir du Relais==
==コントワール デユ ルレ==
9 Carrefour de l’Odeon75006
12:00〜(赤い傘に並ぶ)
夜は3ヶ月以上前に予約。
ランチは予約不可。
*ホテルルレサンジェルマンのビルの一階。
●●カルフール●●
(9)Porte de Montreuil駅すぐ
●●商用複合施設4TEMPS●●
(1)la Defence駅 直結
では。
*5***
●11/27 Paris Jours 5●
おもてなし料理教室ラクレムデクレム@新浦安主宰
料理研究家 熊谷真由美です。
PHOTO*ピエールエルメの
2012クリスマスの
ブッシュドノエル。
まさにザ・切株!っていうのが、
ここ最近のパリの流行みたいです。