ナンプラーがあれば
ナンプラーは魚醤のひとつ。魚介類の塩漬けが自身の酵素で分解されて液体化したものを煮沸して濾したもの。 お醤油と違って自然界の微生物のしわざで発酵したもの。
独特の香りと旨味と塩気が特徴です。ナンプラは実は男性も外食などでたくさん食べているお馴染みの味。
食業界の統計で消費量1、2位にランクするのがナンプラです。イタリアンなどにもさりげなく隠し味に使っています。 冷蔵庫で眠らせておくなんでもったいないです。 使いこなせないはもう卒業
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おもてなしにぴったり!
パリのベトナム!などエスニック料理
ベトナムの揚げ春巻き
Chả giòチャゾー♪
パリに料理留学していたころ、毎日の実習のおもちかえりのフランス料理に飽きて、ベトナム料理屋さんで時々テイクアウトしていました。
私のベトナム料理はベトナムで食べて覚えたというより、パリのベトナム料理の味わい。中でもこのチャゾーがどうしても再現したくて。
高級スーパーのチャゾーから、近所の庶民派のチャゾーまで食べ比べ。
帰国してからそっくりな味わい
になるように、試作を重ねた自信作 。
いまでこそ、日本でも食べられるようになり、レシピもあふれていますが、
当時は少ない資料と味覚をもとに完成させた思い出のパリの味。
本格味!ベトナムの揚げ春巻き
Chả giòチャゾー
レシピ・作り方
ベトナムのホアスア職業訓練校
イベント料理講座外務省後援。ベトナムにて日本料理講座。
および ●訓練校の授業用の日本料理講座DVD収録●
ベトナムの食材を使って、《タイ米ともち米の太巻き寿司》《ベトナム野菜と海老の天ぷら》《豚の照り焼き》 《渡り蟹の味噌汁》などをラクレムデクレムのスタッフと同行し、講義いたしました。 ●2006夏外務省後援でベトナム・ハノイ市の 職業訓練校ホアスアで日本料理を教えてきました。
ベトナム風生春巻き(ゴイクン)
最近はお惣菜としても市民権をえた、ゴイクン。おもてなしにもぴったり。スモークサーモンやエビが定番ですが、
アイディア次第でいろいろ包めますね。来客時には、皮の戻し方や、
巻き方のちょっとしたコツがあるので、気になる人は下のページをチェックして。
簡単!みんなが好き♪
ベトナム風生春巻き(ゴイクン)
レシピ・作り方
海鮮パッタイ モンスーンカフェ風
北京で食べたパッタイと浦安のイクスピアリのモンスーンカフェのパッタイの味付けが似ていたので、この味わいを再現してみました。
醤油を使ってしまうといつもの味付けになるので、今回は●●を使ってみたら、これが大成功。それに麺をどこで買うかも大切。新浦安のすべてのスーパーで買えるものを試して、ベストな麺を選んでみました。
海鮮パッタイ モンスーンカフェ風
レシピ作り方
海老トースト
懐かしい味わいで大人気!モンスーンカフェ風海老トーストの再現レシピ。■
①あえて食パンの耳はつけて、②薄い食パンを使用、③揚げてからカットすること
で
より気軽に作りやすくなりました。
モンスーンカフェ風
海老トースト
再現レシピ作り方
豚肉のサテ
シンガポールが有名な サテ(インドネシア語 Sate、英語 Satay)。 インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイなどの東南アジア諸国で広く食べられている串焼きのお料理です。
日本人には焼き鳥のようでなじみやすいエスニック料理です。 マレーシアではブタ肉がダメ(モスリム)、牛肉がダメ(ヒンドゥ教)だという、 宗教上の理由で鶏肉で作られる鶏肉のサテ、「サテ・アヤム(sate ayam)」が一番ポピュラー。 この他に、牛肉のサテ、「サテ・サピ(sate sapi)」、 山羊肉を使った「サテ・カンビン(sate kambing)」など他の肉のサテもあるそう。
小さく切ったお肉を串刺し、 スパイス入りのサテのタレでマリネしてから、焼き鳥のように炭火焼き仕上げ。甘辛いピーナッツソース サテソースをつけながらいただきます。
このサテソースはやや甘めで、 カルディなどでも専用のサテソースがジャムサイズの瓶詰め売られています。ココナッツとピーナツ風味。
聞いているだけで、 ビールやワインなどの酒の肴にピッタリとわかる串焼き料理、サテ。 ですが、残念なことに本場のモスリムが経営しているサテ屋台ではビールを含むすべてのアルコールが NGなんですって。(これには裏技があって一流ホテルや中華系マレーシア人の経営するお店ならば、 サテを食べながらビールを飲むのもアリなんだそう。)
今回2020年3月のおもてなし料理教室では、 イスラム教の「食」ではNGの豚肉のサテを提供する中華系のサテ屋さん風に、豚肉のサテでレッスンしました。 サテはお国柄よく焼いてパサパサに焼くものだそうですが、 自分でつくるならお好みなので、温度や部位でしっとり仕上げましょう。
肩ロース肉でレッスンしましたが、バラ肉で作るとジューシーになります。
現地のサテは5本か10本単位で注文するのがマナー。1本あたりの肉の量が少ないから、 20本ぐらいが一人分だそうです。細く長い串にささったサテがとってもおしゃれですね。
今回のレッスンでは、食べやすいように、つまようじで小さく作りました。
サブテーマが《1分作業のおもてなし》。だったので市販の醤を使いました。 インドネシアのサテソースだと、量が多すぎるし、残ったらどうしよ・・・。という思考が働く私。 今回は台湾で生まれたサテのソースといわれる、《サーチャージャン沙茶醤》 かちょっと辛めの《XO醤》 を使ってはちみつとナンプラーで味を調えて、さらに ピーナツバターの代わりにすり白ごまを使って作りやすさを追求して手軽にしました。
ついでに肉の焼き汁とタレを無駄にしないように、 冷凍とうもろこしと冷凍いんげんを一緒に焼いちゃってます。 (レッスンのあとの自粛期間におうちで”ごはん、まだ?”攻勢を上手にかわすことができたら幸いです。
パリ風ベトナム料理でおもてなし
2021年4月のおもてなし料理教室のテーブルコーディネイト
こんな感じにブルーをアクセントカラーにまとめてみました。
この日のレッスンのお献立は次の通り。パリでは日常食である普段着のベトナム料理のイメージでお献立をたてています。
パンで包んで焼いたコーンスープ
このスープはベトナム風のトウモロコシのスープ。結構定番のベトナム料理のようですが、 薬膳を学んだ今、改めて素晴らしい菜って思うのであります。
高温多湿の地域ならではの知ってかしらずかの最強の薬膳です。とうもろこしは 多湿で弱った胃腸を強くして、体の湿気を取り除く働きが・・・・。そう思うと日本でも梅雨時の季節薬膳スープになるねって、思うのであります。 こちらでは他の事を書いています。チェックしてみてくださいね。 スープ・ポタージュ パンを使った料理
キャベツの花焼売
キャベツを焼売の皮にみたてて肉あんをくるみました。キャベツがたっぷりたべられるだけでなく、 キャベツではないとダメ!というくらう相性が抜群です。 仕上げにナンプラーを数滴。 これでそのまま美味しくいただけます。
もっと知りたい方はこちらより↓ おうちで本格点心を簡単にパリのエスニック甲殻パスタ
麺とパスタのレシピのページでは、使ったパスタについて解説しましたので、このぺージでは味わいについて書きます。
フランスではベトナム料理はどんな田舎でもお店があって、テイクアウトもイートインもできる国民食なんです。 そんな中でもこのパスタはフランス一古いデパートであり、フランス一高級なデパート、ボンマルシェのお惣菜を再現。
私の好きなパリの界隈がこのボンマルシェの近くなので、 滞在は目と鼻の先と決めていたころ・・・・・。結構食べていたんですよね。
味付けはナンプラーとパクチーがメイン。小さなボイルの海老とほぐしたカニが贅沢に 入っているのが特徴。アジアン料理って日本人にはほっとする味わいなんですよね。
テイクアウトのお惣菜売り場の人気パスタなので
冷えても美味しいパスタ。お教室では同じ海老が近くのお店では手に入らなかったので有頭海老で代用。海老味噌もいれたので
ほんのりピンク。むしろ食欲をそそる色と香りに好影響でした。パスタの説明は以下よりチェックしてみてくださいね。
麺とパスタのレシピ
ベトナム風なます
ド・チュアđồ chua
ベトナムではバナナの花でつくるそうですが、大根で代用。
ナンプラーをつかいますが、和のなますのような おなますのように、食べやすいベトナム風サラダ。
バゲットにはさむとバインミー(ベトナム風サンドイッチ)のできあがり。お肉のつけあせでも。 このタレはベトナム麺、ブンのつけダレにも使えます。。
サラダに興味がある方は和・洋・中のサラダを集めた以下のページをチェックしてみてくださいね。 サラダ>>>>