ホームパーティにあると
おしゃれで盛り上がる!絶大人気のキッシュ。
また、独学では何度やってもバターでベタベタになり、何が悪いかわからなかったという、 生徒さんの強い要望でご希望日に受講できる、マンツーマン指導の講座も2023年秋より開催中。大変丁寧な個人レッスンです。 スケジュール的にもいつまでやっているかわからないのでお早めに。↓
熊谷真由美の1994年のパリ留学時代。ル・コルドンブルーの恩師であり、恵比寿ロブション勤務時代の上司であるJean-Paul Thiebaut先生に案内いただいた アルザス・ロレーヌ地方の本場キッシュやフォレノワール
キッシュがあるだけで、パーティも格上げ。
ラクレムデクレムでは何度もでてくるお馴染みのキッシュ。
そんなキッシュですが、フランスではとっても手軽なお料理。カジュアル料理すぎるくらい・・・。ならばもっと気軽につくりましょうよ。
ほうれん草のキッシュ
キッシュはフランスでは超手抜き料理!!本当に手軽なお料理です!!!パリの高級店でキッシュをランチにオーダーしている 日本人観光客がテーブル クロスをとられているのに遭遇。ああ、そこまでカジュアルなお料理なのねって認識した覚えがあります。日本ではまだまだごちそう・・・・。きちんとつくりたいですね。
本場フランス、パリのキッシュはこんな風に高さがあって、セルクルで高さを高く焼いているお店も多いです。低いフチに波型のキッシュはフランスでは皆無です。
タルト風にセルクルで焼いた低いものは、自然食品屋さんなどがつくっています。
口当たり、とろーり♪
パリのミュロ風
ほうれん草のキッシュ
レシピ
-
・塩味のタルトをキッシュと呼ぶ。
- ・なのでポイントはお菓子のキッシュと共通。
・冷凍パイシートでは?
・皮なしキッシュ?
・強力粉?
・生クリーム使う?
・バターなしでつくる?
・中身が固まらない。
・牛乳だけや豆乳でもできる。
・おススメの具はお好みOK。
おもてなしも普段も同じレシピが真由美メソッド
パイ皮のない《皮なしキッシュ》はもはやキッシュではない
皮なしキッシュはフランと呼び、別物です!
皮なしキッシュはフランという正式な名前 があります。でもみんなキッシュと言う ! たぶんそれくらい、皆さんキッシュをつくりたいんでしょうね。キッシュでなくても、 「私、キッシュつくった」って思いたい! のでしょうか?という 結論。
よく、パイ生地なしでつくったものを皮なしキッシュと言う人がいるけれど・・。 皮なしキッシュは フランという名前があり、皮がなければキッシュとは呼べません!
そうなんですか!!!
じゃあ、冷凍パイシートでつくろう!!!
冷凍パイシートは意外と難しい
日本の冷凍パイシートは小さくて扱いにくく、 浮かびあがってしまいやすく、キッシュ向きではありません。
本格キッシュには、やはり 、パートブリゼというキッシュ用のタルト生地を使うのがおすすめ。冷凍パイシートではどうしてダメなの??
市販の冷凍パイシートより手作りがおすすめ。 冷凍パイシートは 簡単そうに思えますが。。。 ふくれすぎてカラ焼きが大変で、液体がとってもしみこみやすいです !
、
前に挑戦したんですが・・・ フチがずりっと焼き縮んで、ぺっちゃんこ。卵液がはいりません でした・・グスン。
! そういう人は無理にキッシュ生地に挑戦しなくても、 餃子の皮とかでキッシュの生地の代用にしてもよいですね。
長ネギのパリ風キッシュ
今回2023年7月の
おもてなし料理教室 では、最近流行のキッシュ生地の入れ方でレッスン。
パリ風に高さのあるセルクルを使いますが、
中にいれる量に合わせて、生地の高さを低めに敷き込める、効率的な生地入れの方法です。
今回は長ネギとチーズのみの具でしたが、長ネギの自然な甘みを引き出せた美味しいキッシュになりました。
長ねぎのパリ風キッシュのレシピ作り方
基本のキッシュ・ロレーヌ
おもてなし料理教室ラクレムデクレム新浦安ではたびたびレッスンするキッシュ。新しい生徒さんにとっては。初めてのキッシュ。 長らく通われている方には復習になりますが、今回はおひとりでご自分のキッシュを型入れしていただきました。。
何度もレッスンに参加している方も 1台1人で全部すると忘れていることに気が付きます・・・。ほんと、おひとりで全部やるって、力が付きますよね。特に目の前で間違っている 手の動かし方など矯正してもらえるので嬉しいですよね。
レッスンでは私のお手本を1台全行程見てもらってから、各自実習。 焼いてみれば、私のやり方きちんとまねていただいているからか、ご覧の通り 焼き縮みが割と少なく、皆さん綺麗に焼きあがっているかなと思います。
レッスン後、「美味しかった!!!!」と絶賛の嵐。 フランスで学び、本場フランスでたくさんのキッシュを食べ比べしている、料理研究家を生業にしている 私にとって、 キッシュははずせないですし、実はこだわりがたくさんあります。なので今回の基本となる キッシュ・ロレーヌのレシピは私にとっての勝負レシピを披露させていただきました。
この月は10月のハロウィンをテーマにこんな感じの食卓になりました。
簡単でおいしいキッシュは手軽で美味しい!!たくさんつくるときにおすすめ!!!
餃子の皮のキッシュは手軽で美味しい!!たくさんつくるときにおすすめ!!!
これなら
トースターでも
焼けるね!
キッシュの生地がずり落ちちゃう人はこちらの記事も参考に。
冷凍パイシートを使わないで餃子の皮や春巻きの皮などで 生地で代用するのもおすすめ。
オマール海老とたらばがにのキッシュ
ラクレムデクレムでは何度もキッシュがでてきます。正確にはキッシュというジャンルです。このオマールエビのキッシュは応用編。 パーティでは25個焼きました。そういう時の餃子の皮キッシュはおすすめ。そして、キッシュの卵液にも工夫が。 バター不使用、生クリ―ム不使用で海老の濃厚なうまみがたまらない、自慢のキッシュ。いつものキッシュにあきたら・・こんなアレンジキッシュが新鮮です。 この型はブリオッシュ型を使いましたが、マフィン型やプリン型でももちろんOK.せっかくパリで買ってもっているので、使ってみました。 同じものイル・プルでも使っているみたいですね。↓
特別な材料や道具が不要でつくれるキッシュってポイント高いです!!
熊谷真由美の1994年のパリ留学時代。ル・コルドンブルーの恩師であり、恵比寿ロブション勤務時代の上司であるJean-Paul Thiebaut先生に案内いただいた アルザス・ロレーヌ地方の本場キッシュやフォレノワール
これはNG!失敗原因と解決策 生地を焼いたら、液体をいれるところがなくなった。
Before
1きちんと型に生地をいれたつもりなのに、生地を焼いたら、側面がなくなって、底が膨らんで、 液体をいれるところがなくなった。
原因
生地が焼き縮んだのが直接の原因。
おすすめ解決策
生地が焼き縮するのは、生地をのすときに余計な力がはいって、生地にストレスをかけているから。写真でも一部型より下がっていますね。 のすときに生地に余分な力がはいらないようにするとか、30分程度冷蔵庫で休ませる。型にいれるときに、無理やりいれないとかが ポイントですね。
おすすめAfter
生地が膨らんだり、焼き縮みしないのでキッシュの液体が漏れたりせずに、きちんと入れることができます。
メモ
他にもポイント各工程がにあります。きちんと守ると上手にできます。
失敗原因と解決策どうしょうか?でもやっぱり上手くいかない・・・。
パイ生地だって自分でつくりたい・・・・
そんな方はオーダーレッスンで 一緒にキッシュをつくって1ホールでお持ち帰りしませんか?
キッシュ・ロレーヌまたはほうれん草のキッシュ 15cmφ高さのある型で一台作成&持ち帰り。ほうれん草のキッシュ
餃子の皮でキッシュ
ブルーチーズと胡桃・かぼちゃのキッシェット
春巻きの皮で作るブルーチーズとクルミと山芋のバター香る♪パリパリ!キッシュ
このキッシュのやり方大好評。お菓子のパイにも応用が利きます。(下記にエッグタルトのレシピへリンクあります。詳細の作り方はそこでチェックできます。)
層にするためにはパイでは
バターなどの油脂が必須。今回は溶かしバターで風味付け程度に塗りました。
たったこれだけでバター風味の本格パイ味になるだけでなく、超簡単。しかも低カロリー。
そして生焼けになることは絶対にないので、いつもパリパリにできます。
欠点としては液体をたくさんいれるには
工夫が必要だということ。
なのでこのキッシュはチーズがメインになっっています。
ポルトガルのエッグタルト
パステル・デ・ナタ
レシピ作り方
春巻きの皮・餃子の皮のお菓子と料理>>>
フランス料理
パリで学び、働いた思い入れのあるフランス料理
フランスではキッシュはブランチや朝食でいただきます
自分でつくればバターをオリーブオイルにかえたりもできます
バターの代わりにオリーブオイルでつくるキッシュ
フランスのパリのラスパイユのオーガニックのマルシェが大好き。キッシュ屋さんがあって、通いつめていたころがありました。
オリーブオイルでつくる人参のキッシュ
バターでなくオリーブオイルでつくると少し固めのキッシュになります。 何処を切っても人参がぎっしり!!ちょっと感動して お料理教室 で再現。
マッシュルームキノコのキッシュ
このキッシュも マッシュルームのデュクセル(フランス料理のペースト)がたっぷり。こんなヘルシーなキッシュに出会えてここのラスパイユの オリジナルのキッシュは私にアレンジの幅を勉強させてもらいました。 キッシュ観が新しくなりました!
バター不使用でキッシュをつくる方法
オリーブオイルやクリームチ-ズでもできます。
クリームチ-ズのキッシュ生地
キッシュの材料は卵と生クリーム・牛乳が基本。
キッシュのよくある失敗例* キッシュの中身が固まらない
庫内の予熱が不十分か、卵の溶きがあまい場合があります。
中身が固まりません!!液体です!!
キッシュの失敗って決まってます・・ せっかく生地を頑張ってつくったのに て・・・ 中身が 固まらない。 。
オーブンの予熱が不十分
初心者さんって、オーブンの開け閉めがゆっくり。 だから庫内が冷えちゃうの。。。。 あとは卵がきちんと溶けていないから・・というパターンも。 !
キッシュの生地って・・・ 強力粉だけとか薄力粉だけとか・・いろいろあります。 どれがおすすめなのかしら 。
以上、いかがだったでしょうか? もう、あなたもアレンジ自在ですね!
プロの人気レシピを味方につけて、キッシュを簡単につくれますね。
美味しいキッシュは基本をきちんと守れば、 あなたも簡単につくれます・・ 。
カフェ・レストラン編【ローズベーカリーRose Bakery】~パリっ子に大人気のイギリス系のオーガニック・デリ~
パリの茄子の四角いキッシュ
イギリス人の夫妻がパリで経営するBIOビオ(オーガニック)カフェ・デリとして有名なお店、ローズベーカリー。パリっ子に大人気。一見とっても普通のフレンチのお惣菜。私は【タルト(キッシュのこと)と今日のサラダ 13.5€】、茄子のキッシュと人参の千切りサラダ&豆のサラダを注文しました。このお値段を高いと思うかはその状況によると思いますが、パリでこの値段で、この混雑ぶりはカリテ・プリ(コストパフォーマンスがよい)と、評価されている証しなのでしょう。話題の店ということで、昼には30分近く待つことも覚悟です。私も席に座るまで入り口で皆に混じり列でじっと待っておりました。いつものような人参サラダも人参の素材感がでているし、ひよこ豆のサラダは、クミンシード入りのフレンチドレッシング。クミンがはいるとカレー風味でオリジナルな感じです。全体的にヘルシーな感じが売りなので、メニュー揃えは非常に非常にシンプル。”半熟卵とトースト 5.5€”いうのもありました。でもさりげなく味付けに工夫がしてあります。このキッシュも四角で見た目も新鮮です。そして食後には沢山のスコーンやレモンタルトなどのお菓子を尻目に、デザート代わりに”人参とリンゴのジュース 7€くらい”を頼みました。隠し味で生姜がはいっているとメニューにあったので興味シンシン。人参は店のその日のお勧め素材だったように入り口のところに泥つき人参が売られていて、 とても美味しそうでした。お料理をつくることを生業にしている身としては、決して奇抜でなく、むしろ普通っぽく 地味地味路線。同じスタイルが日本で流行るかどうかわかりませんが、フランスの人は本質を見てくれる人たちなのだと思いました。(2008・12撮影)
ローズ ベーカリー Rose Bakery
46,rue des Martyrs
TEL 01 42 82 12 80
営業時間*10h00~18h00
(日曜~17h00)、月休
METRO (12)Saint Georges (2008.12現在)
モンマルトル界隈の美味しい通りマルティル通り。ゆるやかな坂をあがってたどり着くと、目の前は有名パン屋アルノー・デルモンテル。かたやローズベーカリーはご覧のと通り、看板も小さくしかでておらず、隠れ家的に知る人ぞ知るスタイル。(私もこの住所の写真をとったあと、店を通り過ぎてしまいました・・。ですから、ここなんです。)店もうなぎの寝床のような細長い廊下状の席と奥にも席があります。売れっ子ビオのデリとあって、超満員。待つのは覚悟です。(フランス人が並ぶのは本当に美味しいお店)びっくりしたのはお会計のとき。レジは並ぶ人とテイクアウトの惣菜と買う人で大混雑。食後にレジで支払うスタイルはフランスでは珍しいですが、それに加えて、「何を食べたの?」と聞かれたのです。自己申告制のお会計!!しかもフランスで!体に優しいものを食べている人は悪いことしないよね、と信頼しているかのようです。これで商売OK?と心配してしまいます。つい先日雑誌で2店舗目、その名も【ローズベーカリー2】がオープンしたとありましたから、大丈夫なのででしょう。(今日のこのブロッグの応援クリックも今ひとつ。ほんとうに地味ですよね、さすがに。サラダが盛り付けられていたのも、うちのお教室では調味料をいれているものだし。まかない料理に見えないでもない・・。でもパリでは大人気デリとして大注目されているのを見ると、
料理はビジュアルより素材と味だよとちゃんと伝わり、理解してもらえるのは食の国ならではでしょうか。)