肉と塩だけで失敗しらず!簡単ローストビーフ(低温長時間スチーム)
15年ほど前からフランスでフォワグラのテリーヌを目減りしないで調理する方法として普及している、 真空調理法。 ビニールで調理をすることに抵抗のある、 リケジョの私がしている《 120℃60分湯せん焼き》は真空調理法の代用として。
■真空調理法が家庭でも普及してきました。
真空調理法は別名低温長時間調理法と呼ばれています。それぞれ食材にあわせて、真空パックをして
専用の機械をつかいわけますが、実は、家庭で専用機械を使わずに調理するには、実は危険です。
私はおうちのオーブンできるように工夫しました。
店のようなローストビーフが簡単に確実にできるレシピ。
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材料 (10人分)
牛肉もも肉 | 600g~1kg |
---|---|
塩 | 大2 |
作り方
- 肉を冷蔵庫からだして、室温に戻す。(重要です)触ってひんやりしないくらい。
- 塩を肉全体に手ですり込む。point
*かたくなるので、ここで時間をおかないのがポイント。
-
オーブンの予熱120℃ 。バットに熱湯3カップ以上をいれて網をのせる。
- > 肉をのせて オーブン120℃60分 湯煎焼きする(低温長時間スチーム調理)。
追記:2kgのときば90分でしました。(2019年12月)
- オーブンからだしたら、アルミホイルで包み、火を止めたオーブンの中で20分以上におき、余熱で火を通す。
- 肉のまわりをフライパンでさっと焼き、シズルような焦げ目をつける。
(焼きすぎないように少し加減が必要なのでしないでもOK。)
- 冷凍可能です。冷蔵庫では5日程度の日持ちです。
- ●タレは?●シンプルにわさび醤油でいただくのが人気があります。
動画では300gお肉でつくってみました。牛もも肉塊、300gにつき塩小2 、オーブン120℃60分で焼いています。
肉を室温にもどすのが大切なポイント。でないと、時間内で中に火が通りません。
そして60℃以上で肉を殺菌でき、63℃で肉の過熱凝固が始まるのです。
肉は68℃を超えると肉の分水作用が始まり、肉汁が出て、焼きちじみがはじまるのです。
なのでこの温度を超えないように焼くといいのです。この真空調理法の原理による、
水加減や順番とか全部この通りすれば・・・・失敗しようがありません。
●低温長時間スチーム料理法●
●低温長時間スチーム料理法●真空調理法Cuisine Sous-Videの別名です。 出来上がりは肉の芯温度65~68℃になって、赤いロゼ色に肉が加熱されます。
●このやり方ならお肉が赤くても加熱されています●
お肉をパサパサにしないで、ジューシーに仕上げるローストビ―フは高度なテクニックを必要とするものです。安全に 召し上がっていただくためにも、ご自身で自己流の アレンジはしないで、この通りつくってくださいね。
300gの小さな牛肉でつくつ失敗しないローストビーフの作り方は動画にしました
お肉は切って切り口が空気に触れると赤くなります。しばらく冷まして切ったときに、
赤い汁がでなければ、大丈夫です。
今回のやり方をきちんと守ってくださいね。低温調理法は通常の肉の中心部が63℃で30分以上の加熱(75℃で1分、
70℃で1分)、
牛肉の場合は
中心部が58℃で28分(60℃で12分、55℃で97分)以上の加熱をするものです。低温調理法では《
しっかり一定の温度で確実に加熱されるべき調理法》になります。 なので、温度管理をしない放置レシピ、例えば《
加熱を止めた熱湯などに放置してつくる素人さんの方法》では
食中毒などの恐れがありますので注意が必要です。設定温度や加熱時間はアレンジしないで、レシピ通りつくりましょう。
●肉は切ると空気にふれて、しばらくたつと中が赤く発色します。 切りたてはあまり赤くないのです。生肉なわけではありません。 肉にジャストに火が通った状態でいただくのでやわらかいのです。
難易度 簡単
準備 / 調理 / 合計2018年クリスマスパーティ!
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