Sant-Honoréサントノレ
映画大統領の料理人で登場して話題のお菓子、 サントノレ。このお菓子はレシピの通り少し面倒なお菓子。最近はパリでもあまり大きなサイズはみかけず、 ラデュレなどが先駆けた、一人分ずつのミニサイズをみかけるようになりました。基礎の積み重ねでできる菓子。
1840年パリのサントノレ通りのお菓子職人シブストがサントノレに捧げたお菓子。もとはブリオッシュをつけていたそう。映画大統領の料理人では何度も登場したお菓子。
本格的な古典菓子。オノーレ聖人はお菓子屋やパン屋の守護神。毎年5月16日にはそのお祭りが行われているそう。
作ったら早めに供するのが美味しい。口金はサントノレ専用のがある。小さく一人分ずつ作っても可愛い。
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HP楽天レシピで《サントノレ》で第一位獲得レシピ。
生徒数のべ1万人、著書20冊のフランス菓子研究家であり製菓衛生師 熊谷真由美がおすすめする、東京駅から20分
JR新浦安駅すぐのお菓子教室ラクレムデクレムでも大人気レシピをご紹介します。

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材料 (21cmφ1台または15㎝φ2台)
●パ-タフォンセ● | |
---|---|
薄力粉 | 300g |
砂糖 | 6g |
卵黄 | 1個 |
塩 | 6g |
水 | 60g |
バタ- | 180g |
●●シュ-生地●● | |
水 | 125g |
牛乳 | 125g |
バタ- | 100g |
塩 | 3g |
卵 | 4個 |
小麦粉 | 150g |
砂糖 | 5g |
●カスタードクリーム● | |
卵黄 | 2個 |
牛乳 | 200ml |
グラニュー糖 | 30g |
薄力粉 | 30g |
板ゼラチン | 3g |
●イタリアンメレンゲ● | |
卵白 | 2個 |
グラニュー糖 | 60g |
水 | 50ml |
●クレム・シャンティ● | |
生クリーム45% | 200ml |
グラニュー糖 | 大1 |
●カラメル● | |
グラニュー糖 | 250g |
水 | 100ml |
水飴 | 100g |
作り方
-
STEP 1
タルト生地Pâte à foncer 作る。 -
STEP 2
シュー生地を作る。 -
STEP 3
丸く絞ったプチシューをカラメルで接着。 -
STEP 4
クレーム・シブーストを絞る。 -
STEP 5
生クリームを絞る。
- ●パータフォンセ●フードプロセッサーにバターと薄力粉を米粒大まで撹拌。 砂糖・水・塩・卵黄をいれてひとまとまりになるまで回す。ラップにつつみ冷蔵庫で30分休ませる。
- 休ませたパータフォンセ生地を2mm~3mm厚みにのして細かくピケをする。 冷凍庫に20分ほどいれておく。
-
16cmΦのヴォロヴァンをあてて円形にカットする。
point
*のした生地をすぐに焼くと縮みが激しく楕円になるので休ませてからカットする野がポイント。
基本のシュークリームの作り方
- ●シュー生地●全卵は溶いて室温かぬるま湯の 湯せんにかけるとよい。直径22cmくらいの大きめの深さのある鍋に水 牛乳 塩 砂糖 1cm角に切ったバタ-を入れて中火にかける。
- バタ-がとけたら 鍋をゆすって温度を均一にし 完全に沸騰させる。*沸騰したときにバタ-が完全にとけていないと水分が蒸発しすぎてしまう。
- 沸騰してきて油分と水分が完全に同化し湯 が鍋の中位まで上昇してきたらすぐに鍋を火を止め ふるっておいた小麦粉を一気に加える。
- 木べらで 一塊になるまで鍋の側面をたたくように大きく 混ぜる。*鍋を一旦火を 止めるのは全体を混ぜやすくするため。下ろさずに混ぜるとダマになり やすく 水分が蒸発しやすい。
- *混ぜ過ぎはねばりがですぎてコシがなくなる。粉がまざったらすぐに 再び弱火にかけ絶えず混ぜ続ける。
- 生地がまとまりかけたら 力をいれてタプタプと練るように *これは完全に火をとおすため。
- 2分後全体がまとまり もち状になり 鍋底に薄い膜が張ってきたら 十分に粉に火が 通っている。 *これ以上加熱を続けると バタ-がにじみでてきて 膨らみが悪くなる。
- 次に加える卵が鍋に直接触れて煮えてしまうので すぐボ-ルに移す。下に濡れふきん。溶きほぐした卵を6回に分けて 手早く力強く 加える。
- *混ざりやすいように 木べらで生地を潰すように混ぜるとよい。 分離しないように完全に混ざったら 回りの生地をゴムベラで落とし次の卵を加える。
- ◎卵の量が 残り1/4量ほどになったら生地の固さを見て入れ過 ぎないようにする。 ◎手早く力強く行う。いれ終わっても生地が温かいことが大切。
- ●シュー生地●9mmΦの丸口金で2cmΦの円形プチシュー12個絞る。
上に刷毛で塗り卵を薄く塗る。水をつけたフォークで軽く格子状に筋をつけ形を整える。
- オーブン200℃で10分。
シューが膨らみきったら温度を下げ170℃10分焼く。焼けたら冷ましておく。
- 別の天板に 休ませた丸く切った●パータフォンセ●をのせ、上に塗り卵を塗る。9mmΦの丸口金で残りのシュー生地をパータフォンセの外周に
1cm内側に絞り、さらに中央に中心からうずまき状に口金を押し付け気味に絞る。
Point押し付け気味に絞る
押し付け気味に絞るのは膨らまないようにするためです。膨らむと周りのプチシューと高低差がつかないのでクリームが入らなくなるのが理由です。
- さらにシュー生地に薄く塗り卵を塗る。
オーブン200℃で15分焼いて、
シューが膨らみきったら170℃で10分~20分焼いて冷ます。
- カラメルをつくる。鍋に砂糖と水飴と水を焦がし、 薄めのカラメルをつくる。プチシューの上に少しつけてオーブンシートの上に逆さまにおいていく。
- はがしたプチーシューの底にカラメルを少
しだけつけ外周のシュー生地の上に押し付けて接着していく。
いきなり接着市内でリハーサルをしながら。
- ●シブストクリーム●
カスタードクリームをつくる。卵黄を砂糖とすり混ぜ、薄力粉を混ぜたら、
温めた牛乳を加え鍋に戻して中火で炊く。ふやかした板ゼラチンをいれて混ぜ溶かす。
- 次にイタリアンメレンゲをつくる。 卵白を泡たて117℃まで熱したシロップをいれながら泡立て、角の立つメレンゲをつくる。 カスタードクリームと混ぜる。
- 白い泡の筋が残るくらいで混ぜ終わり。ふっくらとしてツヤがある状態。 *シブストクリームはできたてのふわっとしたのをいただきたい。
- クリームシブストを中央にのせ、平らにならす。
生クリームと砂糖を9分立てに泡立てたクレム・シャンティを (あれば)サントノレの口金で、シブストクリームの上に絞り出す。サントノレ完成!
●サントノレ用クリーム●はクレムシブストといってカスタードクリームとイタリ アンメレンゲとゼラチンをを混ぜあわせた口当たりの軽いクリーム。口金はサントノレ専用のがあります。下記の説明があります。



このレシピのタグ
難易度 簡単
準備 / 調理 / 合計
【調理&レシピ製作】