梅酒作りの時期を逃したら桜桃酒で。さくらんぼを贅沢にラム酒とバニラで漬けて。
千葉県で
おもてなし料理教室
ラクレムデクレム
@東京ベイ 主宰
料理研究家 熊谷真由美のブログへようこそ。
●2011年7月1日移動記事です●
おはようございます。
先日今年の梅酒が時期を逃したってお話しました。
でも瓶も開けて、
氷砂糖もラム酒を買って
スタンバイしているんですもの・・。
じっと来年まで待っているわけにはいきません!!
ということで
気を取り直して
さくらんぼで作ってみる事にしました。
さくらんぼは桜桃とも書き、
私にはけっこう縁が深いフルーツです。
(文学少女にはわかりますね)
果実酒は、
洋菓子にも使えるのであれば重宝。
なかでもフランスなどでは
グリオットという黒いさくらんぼを
洋酒につけたものをフォレノワールなどに使う。
私はこの少し固めのグリオットが大好きで
このケーキをフランスで食べるのが大好き。
見た目何の変哲もないのですが、
クリームやココアの風味が日本のとは全く違います。
ショートケーキみたいなノリですが、
まったくショートではなく(軽くはなく)
どん、と重さがあり、
そこがお酒好きにはたまらない。
酒をたっぷりふくんだグリオットと、いいバランスなのです。
日本で買うとこのグリオットの洋酒漬けも高いので
フランス土産にかかえてきたことも。
レシピでお目見えする瓶はそのときのものです。
ラベルも可愛いかった。
さくらんぼを普通グリオット風につけるには、
グリオット種がないので無理なのですが、
アメリカンチェリーで代用します。
梅酒と違って、
カビがはえたりするリスクが大きいようなので
(本来はウオッカなどアルコールの
もっと高いもので作るもののよう。
砂糖多めでそれをカバーします。)
酒の中にさくらんぼが沈むまでは
豆に天地返しをする必要があるかな。
ラム酒にでた赤い色。
これがまたさくらんぼに戻って酒も果実も同じような色になると嬉しい。
では作り方です。
~さくらんぼをラム酒とバニラで漬けて~
【グリオットみたいに桜桃酒】
LIQUEUR DE CERISES MAISON
●材料●
ラム酒750ml
氷砂糖750g
アメリカンチェリー1kg
●作り方●
1)アメリカンチェリーはよく洗って水気を切っておく。
2)清潔な密閉できる瓶に
氷砂糖とチェリーを交互にいれる。
3)ラム酒を注ぐ。
4)フタをする。
少しすると砂糖が溶けて水が上がってくるので
時々上下を返して(天地返し)ムラをなくす。
3ヶ月ほどで飲む予定。
最初の写真は瓶を大きめの入れ替えた半日後の姿です。
ラベルも今つくってみました。
毎年使えるようにしました。
日にちはご自分で書き入れてくださいね。
たった今記事を書きながら途中中断して
作ったラベルなので
私も今からプリントして貼り付けます。
8枚サイズでA4紙に印刷して切り取ったあと、
透明梱包シールを上にかぶせて貼ると
防水をかねていいです。
フランスのサイトでもこんな桜桃酒レシピをみつけました。
ちょっとパリ気分。
●2011年7月2日移動記事です●
待てるかな~。魅惑の手作り果実酒 さくらんぼ酒。ラム酒+バニラでフランス風だよん。
昨日仕込みの果実酒 さくらんぼ酒のご報告です。
マジ、ヤバイ!
(注:とても素晴らしいという褒め言葉です。)
一日でこんな魅惑的な様子です。
さくらんぼなんで今飲んでもOKなんでしょうが。
待てるか?結局砂糖が溶けて
ほぼ小さめの瓶にはいったので、上まできっちりです。
ラムが赤くなり、目にも美味しそう。
たぶん待てないかもしれない。でも一応フランス語で書いたラベルを貼っておいた。
(昨日配布しました。印刷して使ってね。)
LIQUEUR DE CERISES MAISON
↓
。
●2011年8月9日移動記事です●
手作りの果実酒お味見。さくらんぼのチェリー酒をロックで。
前につけた自家製 果実酒。さくらんぼ酒。
(レシピはご紹介済み)
ラム酒が赤く染まり、
色だけでも充分に美しい。
今朝さくらんぼを味わってみたら
少しシワシワになりながら、
中までしっかりラムの風味がしみこんでいました。
水割りやロックで飲むと美味しいです。
では。