自家製チーズ・パニール
今回はラスマライというデザート仕立て
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生徒数のべ1万人、著作20冊の料理研究家 熊谷真由美がおすすめする、
お教室でも大人気レシピをご紹介します、

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材料 (6人分)
牛乳 | 1リットル |
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生クリーム35% | 100ml |
レモン果汁 | 1個分 |
ヨーグルト | 1カップ |
コーヒーフィルター | 6枚 |
お好みで冷凍チェリー | 適量 |
トッピング | |
砂糖・はちみつ・コンデンスミルク・かぼちゃの種 | 適宜 |
作り方
- お鍋に 牛乳をいれて中火にかける。
- 沸騰しかかってきたら、ゆっくりとかき混ぜながら、生クリームを加えてしばらく待つ。
- ふたたび 沸騰しかかってきたら、ゆっくりとかき混ぜながら、ヨーグルトとレモン汁を加える。
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牛乳が分離しはじめ(酸凝固)、擬乳などといわれるカッテージチーズ状の固形分と水っぽい液体(ホエー・乳清)に分かれる。
point
凝乳が小さくなるので、混ぜすぎないこと
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30分ほど放置して凝固が終了したら、コップにコーヒーフィルターに一人分ずついれる。 カッテージチーズ状の凝乳がフィルターに残り、ホエーが下に落ちる。
- そのまま冷蔵庫で放置してホエーを抜き、より固くしたい場合は重石を載せたりして、3時間ほど水切りする。
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- おこのみで砂糖・はちみつ・コンデンスミルク・かぼちゃの種 をかけていただく。
- 今回はおもてなし料理教室の時間内で実習しているので1時間ほどの
水切りしたものです。フランスの有名デザート、クレムダンジュのように冷凍チェリーを忍ばせています。
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イタリアのリコッタチーズはホエーを再加熱してつくる特別なチーズですが、出来上がりの風味がそっくりです。 リコッタチーズの代用に自家製パニールを使うのもありだと思います。
私がパニールを手作りする場合、本場の風味に近づけたいので ①牛乳に生クリームを加えて加熱しています。 ③凝固させる際、安価な酢は使わず、レモン汁だけを使用しています。 こうすることで牛乳だけでつくるよりも、クリーミーで、より濃厚なコクがある、インド現地に近い味わいのパニールを作ることができます。
重石をかけ方で、固さも形も厚みも自由自在。インドのチーズ、パニール
時間をかけて水を抜くと、できたてのボロボロとなるカッテージ状から、木綿豆腐のようにしっかりとする。 インドのチーズ、パニールは、 重石をかけ方で、固さも形も厚みも自由自在。 ホウレンソウのカレーの具材としてパニールを加えたパラク・パニール(サーグ・パニール)が一番有名だが インドでは、スライスしたりカットしたりして使うそう。 また炒めたり、揚げたり、今回のようなデザート、ラスマライを作ったり、アレンジ自在。
難易度 簡単
準備 / 調理 / 合計
【調理&レシピ製作】